吾輩は理学療法士である。

理学療法士が綴る、論文や本、日々の出来事のお話

自分の手を離れたところに価値がある(日常系記事)

研修等に行った時には病院にお土産を買ってくる。

その時に、

付箋にスーパー面白いコメントを書いて貼るのが僕の通例となっている。

 

 

 

…皆さんの大半の人がお気付きの通り、

スーパー面白いコメントなど書けるはずもなく(この先も書けないことは確定している)、『これを見てクスッとしてくれたらいいな』というものを実際書いている。

 

 

 

そんなある日、後輩からこう言われた。

 

 

“この前○○さんと、「あのお土産のコメント、いつも面白いですよね~!」って盛り上がってました!”

 

 

僕は、

 

 

“あー、あのコメント?面白いこと書こうとはしてないんだけどね、自然と降りてきたものを書いてる。”

 

 

 

 

とカッコつける間もなく、

嬉しすぎてガッツポーズを繰り出していた。

 

 

 

 

これこそが僕が心から望んでいた結果だったからである。

 

 

 

 

 これを抽象化して言うと、

 “自分の手を離れたところで、その空間を幸せにできた”

ということだ。

 

 

 

 

直接的に施したことに対するポジティブな反応も、当然嬉しい。

でも、自分とは関係ない空間をも幸せにできたという事実は、

僕の中では1段上の喜びに位置する。

 

 

 

これは、まさに理学療法でも一緒。

 

 

 

ピラティスで出来なかった動きが出来たんです!”

“買い物袋持っても大丈夫でした!”

“フルートの演奏の時の身体の使い方がわかるようになったわ!”

 

 

 

 

そして、その言葉や事実がまた、僕を幸せにしているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

明日、実家に帰省した時のお土産を病院に持っていく。

さてと…

ハイパー面白いコメント書きますか!!