吾輩は理学療法士である。

理学療法士が綴る、論文や本、日々の出来事のお話

僕の心臓のBPMは190になったぞのお話 Part2

前回のあらすじ

ゆいP、仮免に降格したってよ

 

 

 

ということで、今回は最近心臓がバクバクした出来事の2つ目をお話していきます。

 

 

②深夜のコンビニ

 

その日は猛烈に小腹が空き、深夜1時にコンビニに行った。

コンビニまでは徒歩15秒。

お菓子の商品棚を眺めていると、

 

”ピロピロピロ~”

 

入り口の自動ドアが開いて、男性客がお菓子コーナーへとやってきた。

その男性は僕を見るなり、ビタッっと一瞬静止。

少し間があいたのち、お菓子コーナーを物色し始めた。

 

 

”なんだろう、この感じ…”

 

 

年の頃は40代でしょうか。

身長は170半ばぐらい、ガッチリ体型で僕より大きい。

髪の毛は短髪で茶色。お酒を飲んでるようで、顔は少し赤らんでいた。

 

 

僕はお菓子を選び終わり、飲み物のコーナーへと行った。

その時、背筋にイヤな感覚を覚えた。

ゆっくり振り向いてみると、

 

 

 

 

少し離れたところから

その男性がじーーっとこちらを見つめていた。

 

 

 

 

 

 

”ひゃんっ!”

僕は、心の中でそう叫んだ。

 

 

 

 

ただならぬ危機感を覚え、足早に会計に。

会計を済ませている間、恐る恐る振り返る。

 

 

 

 

すぐ後ろのアイス売り場のところから

その男性がじーーっとこちらを見つめていた。

 

 

 

 

 

 

”ひひーんっ!”

僕は、心の中でそう叫んだ。

 

 

 

 

そして、ある言葉が脳裏をよぎる。

それは以前、手相が見れるという人に言われた言葉。

 

 

 

 

”アナタ、(新宿)二丁目系の人からモテるわよ”

 

 

 

 

…二丁目系の人からモテるわよ

…二丁目系の人からモテるわよ

…二丁目系の人からモテるわよ

 

 

点と点がつながった瞬間である。

 

 

会計を済ませ、速攻でコンビニを出る。

コンビニのガラス張りの窓から、中の様子を横目で確認する。

 

 

 

 

その男性が何も買わずに、

僕のあとを追ってきているではないか。

 

 

 

 

 

 

”ぱおーんっ!”

僕は、心の中でそう叫んだ。

 

 

 

 

僕の家までは、徒歩15秒。

この距離では、撒こうにも撒けない。

何より、僕の家がバレるのが怖い。

 

とっさの機転で、コンビニの外にあったガードレールに座り、

スマホを見るふりをして息をひそめる。

 

しかし、その男性は僕の前を素通りし、

コンビニの角を曲がり暗闇へと消えていった。

 

 

 

 

”あれ、僕の勘違いか…”

少し胸をなでおろし、腰を上げコンビニの角に体を向けた瞬間

 

 

 

 

その男性が角から姿を現した

 

 

 

 

 

 

”エイドリアーン!”

僕は、心の中でそう叫んだ。(もうこのくらいしか思いつかなかった。)

 

 

 

 

蛇に睨まれたカエル状態で立ち尽くす僕の横を、

その男性はどこか物悲しそうにコンビニへと入っていった。

 

 

 

 

よくよく考えると、その男性からしたら、

 

”コイツ(僕)、見た目ガチムチだし二丁目系じゃねーか?しかも、めっちゃ目合わせてくるし、誘ってきてるやん。”

 

っていう感じで、逆に勘違いさせてしまったのかもしれません。

思わせぶりな態度をとってしまってたなら、ごめんなさい。

僕は、ゴリゴリに女の子が好きです。

 

 

あと、僕はLGBTの方を怖がってるとかじゃないので、悪しからず。

単純に、深夜にストーキングされてる感覚(勘違いかもしれない)だったので怖かっただけです…。

 

 

3つ目はそんなに長くないので書こうと思いましたが、やはり力尽きたので次回書きます。

 

みなさま、特に女性の方は、深夜の外出にはお気を付けください。